学習トップ理由で解く 臨床医学総論第4章 ▸ D. 姿勢・体位・歩行 / Q0124

理由で解く 臨床医学総論

Q0124 全身の診察

出典:鍼灸 第23回(2015) 問題45
問題
脳血管障害の後遺症でよくみられるのはどれか。
選択肢
1 起坐位
2 エビ姿勢
3 前かがみ姿勢
4 マン・ウェルニッケ肢位
解答
正解4(マン・ウェルニッケ肢位)
解説
✗ 1. 誤り
起坐位
起座位は重症心不全で肺うっ血を軽減するための体位であり、脳血管障害後遺症ではない。
✗ 2. 誤り
エビ姿勢
エビ姿勢は急性膵炎の腹痛で前屈みになる姿勢であり、脳血管障害とは関連しない。
✗ 3. 誤り
前かがみ姿勢
前かがみ姿勢はパーキンソン病の特徴的な姿勢であり、脳血管障害後遺症ではない。
✓ 4. 正解
マン・ウェルニッケ肢位
✓ 正しい。 マン・ウェルニッケ肢位は脳血管障害の後遺症として片麻痺患者にみられる特徴的な肢位である。麻痺側の上肢は屈曲・内転し、下肢は伸展する。起座位は心不全、エビ姿勢は急性膵炎、前かがみ姿勢はパーキンソン病でそれぞれみられる。
ポイント
  • マン・ウェルニッケ肢位は脳血管障害後の片麻痺で上肢屈曲・下肢伸展を呈する。
  • 麻痺側の上肢は屈曲・内転し、下肢は伸展する。
  • 起座位は心不全、エビ姿勢は急性膵炎、前かがみ姿勢はパーキンソン病でそれぞれみられる。
  • 重要用語: マン、下肢伸展を呈する を正確に理解しておくこと。
比較表
跛行の種類 痛みの有無 特徴 関連疾患
間欠跛行 あり 歩行中に疼痛で歩行不能、休息で回復 閉塞性動脈硬化症
疼痛性跛行(逃避跛行) あり 患側接地時間を短縮 変形性股関節症など
随意跛行 なし 注意すると消失 小児股関節結核
鶏歩 なし 足を高く上げて引きずる 腓骨神経麻痺
解説画像
鍼灸 第23回(2015) 問題45|脳血管障害の後遺症でよくみられるのはどれか。 解説図
鍼灸 第23回(2015) 問題45|脳血管障害の後遺症でよくみられるのはどれか。
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