学習トップ理由で解く 臨床医学総論第4章 ▸ B. 精神状態・言語 / Q0090

理由で解く 臨床医学総論

Q0090 全身の診察

出典:鍼灸 第3回(1995) 問題64
問題
高次脳機能障害と症状との組合せで誤っているのはどれか。
選択肢
1 ブローカー失語症 ― 音読障害
2 ウエルニッケ失語症 ― 理解障害
3 失行症 ― 情緒障害
4 失認症 ― 認識障害
解答
正解3(失行症 ― 情緒障害)
解説
✗ 1.
ブローカー失語症 ― 音読障害
✗ 正しい。ブローカ失語症では自発言語や音読の障害がみられ、正しい組合せである。
✗ 2.
ウエルニッケ失語症 ― 理解障害
✗ 正しい。ウェルニッケ失語症では言語の理解障害が特徴であり、正しい組合せである。
✓ 3. 正解
失行症 ― 情緒障害
✓ 誤り。 失行症は運動機能や感覚機能に異常がないにもかかわらず、習得済みの意図的な動作・行為ができない状態である。情緒障害は失行症の症状ではなく、感情の障害は別の精神機能の問題である。ブローカ失語では音読障害、ウェルニッケ失語では理解障害、失認症では認識障害がみられる。
✗ 4.
失認症 ― 認識障害
✗ 正しい。失認症では対象の認識ができない障害であり、正しい組合せである。
ポイント
  • 失行症は動作の遂行障害であり、情緒障害とは関連しない。
  • 失行症は運動機能や感覚機能に異常がないにもかかわらず、習得済みの意図的な動作・行為ができない状態である。
  • 情緒障害は失行症の症状ではなく、感情の障害は別の精神機能の問題である。
  • 重要用語: 情緒障害とは関連しない を正確に理解しておくこと。
比較表
障害 定義 主な症状
失語症 言語中枢の障害による言語障害 発語障害・理解障害
失行症 運動・感覚正常だが意図的動作不能 動作の遂行障害
失認症 感覚正常だが対象の認識が不能 認識障害
解説画像
鍼灸 第3回(1995) 問題64|高次脳機能障害と症状との組合せで誤っているのはどれか。 解説図
鍼灸 第3回(1995) 問題64|高次脳機能障害と症状との組合せで誤っているのはどれか。
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