学習トップ理由で解く 臨床医学総論第4章 ▸ A. 顔貌・顔色 / Q0087

理由で解く 臨床医学総論

Q0087 全身の診察

出典:鍼灸 第24回(2016) 問題53
問題
顔貌と疾患の組合せで正しいのはどれか。
選択肢
1 仮面様顔貌 ― 肝硬変
2 満月様顔貌 ― クッシング症候群
3 無欲状顔貌 ― 狭心症
4 ヒポクラテス顔貌 ― バセドウ病
解答
正解2(満月様顔貌――――――クッシング症候群)
解説
✗ 1. 誤り
仮面様顔貌 ― 肝硬変
仮面様顔貌はパーキンソン病であり、肝硬変ではない。
✓ 2. 正解
満月様顔貌 ― クッシング症候群
✓ 正しい。 満月様顔貌はクッシング症候群でみられる特徴的な顔貌で、副腎皮質ホルモン過剰により顔全体が丸みを帯びて赤くなる。仮面様顔貌はパーキンソン病、無欲状顔貌は腸チフスなどの高熱疾患やうつ病、ヒポクラテス顔貌は消耗性疾患の末期でそれぞれみられる。
✗ 3. 誤り
無欲状顔貌 ― 狭心症
無欲状顔貌は高熱疾患やうつ病でみられ、狭心症との関連はない。
✗ 4. 誤り
ヒポクラテス顔貌 ― バセドウ病
ヒポクラテス顔貌は消耗性疾患末期でみられ、バセドウ病との関連はない。
ポイント
  • 満月様顔貌=クッシング症候群の対応関係が正しい。
  • 満月様顔貌はクッシング症候群でみられる特徴的な顔貌で、副腎皮質ホルモン過剰により顔全体が丸みを帯びて赤くなる。
  • 仮面様顔貌はパーキンソン病、無欲状顔貌は腸チフスなどの高熱疾患やうつ病、ヒポクラテス顔貌は消耗性疾患の末期でそれぞれみられる。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
黄疸の分類 機序 代表的疾患
肝細胞性黄疸 肝細胞障害によるビリルビン処理能低下 急性肝炎、肝硬変
閉塞性黄疸 胆道閉塞による胆汁排泄障害 胆石症、膵頭部癌
溶血性黄疸 赤血球過剰破壊で間接ビリルビン増加 溶血性貧血
解説画像
鍼灸 第24回(2016) 問題53|顔貌と疾患の組合せで正しいのはどれか。 解説図
鍼灸 第24回(2016) 問題53|顔貌と疾患の組合せで正しいのはどれか。
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