学習トップ理由で解く 臨床医学総論第3章 ▸ E. バイタルサイン全般 / Q0079

理由で解く 臨床医学総論

Q0079 生命徴候(バイタルサイン)の診察

出典:あマ指 第26回(2018) 問題50
問題
健康成人のバイタルサインで異常値はどれか。
選択肢
1 脈拍48回/分
2 体温36.2℃
3 血圧110/60mmHg
4 呼吸数16回/分
解答
正解1(脈拍48回/分)
解説
✓ 1. 正解
脈拍48回/分
✓ 正しい。 脈拍48回/分は成人の正常脈拍数(65〜85/分)を大きく下回る徐脈であり、異常値である。60/分以下を徐脈とし、とくに40/分台は高度の徐脈に近く、完全房室ブロックなどの不整脈が疑われる。他の選択肢はいずれも正常範囲内の値である。
✗ 2. 誤り
体温36.2℃
体温36.2℃は正常範囲(36.0〜37.0℃)内であり、異常値ではない。
✗ 3. 誤り
血圧110/60mmHg
血圧110/60mmHgは正常範囲内の血圧であり、異常値ではない。
✗ 4. 誤り
呼吸数16回/分
呼吸数16回/分は正常範囲(16〜20回/分)内であり、異常値ではない。
ポイント
  • 脈拍48/分は高度の徐脈で、房室ブロックなどの不整脈を疑う
  • 脈拍48回/分は成人の正常脈拍数(65〜85/分)を大きく下回る徐脈であり、異常値である。
  • 60/分以下を徐脈とし、とくに40/分台は高度の徐脈に近く、完全房室ブロックなどの不整脈が疑われる。
  • 重要用語: 脈拍48、分は高度の徐脈で を正確に理解しておくこと。
比較表
脈拍数(/分) 分類 臨床的意義
>100 頻脈 貧血、心不全、甲状腺機能亢進症、発熱
85〜100 やや多い 運動後・精神的緊張では正常
65〜85 正常
50〜60 徐脈 甲状腺機能低下症、脳圧亢進
<50(48回/分) 高度の徐脈 完全房室ブロック、アダムス-ストークス症候群のリスク
解説画像
あマ指 第26回(2018) 問題50|健康成人のバイタルサインで異常値はどれか。 解説図
あマ指 第26回(2018) 問題50|健康成人のバイタルサインで異常値はどれか。
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