学習トップ理由で解く 臨床医学総論第3章 ▸ B. 脈拍 / Q0050

理由で解く 臨床医学総論

Q0050 生命徴候(バイタルサイン)の診察

出典:鍼灸 第33回(2025) 問題42
問題
脈拍について正しいのはどれか。
選択肢
1 貧血では徐脈になる。
2 脳圧亢進では徐脈になる。
3 パーキンソン病では頻脈になる。
4 甲状腺機能低下症では頻脈になる。
解答
正解2(脳圧亢進では徐脈になる。)
解説
✗ 1. 誤り
貧血では徐脈になる。
貧血では酸素運搬能低下の代償として頻脈をきたす。徐脈ではない。
✓ 2. 正解
脳圧亢進では徐脈になる。
✓ 正しい。 脳圧亢進では延髄の圧迫により迷走神経が刺激され、クッシング反応として徐脈をきたす。脳圧亢進は脳腫瘍、脳出血、水頭症などで生じる。徐脈に加えて高血圧も呈し、この組合せはクッシング反応として知られている。
✗ 3. 誤り
パーキンソン病では頻脈になる。
パーキンソン病は錐体外路症状が主体の神経変性疾患であり、頻脈を特徴とする疾患ではない。
✗ 4. 誤り
甲状腺機能低下症では頻脈になる。
甲状腺機能低下症では基礎代謝が低下するため徐脈をきたす。頻脈ではない。
ポイント
  • 脳圧亢進のクッシング反応は徐脈と高血圧の組合せが特徴
  • 脳圧亢進では延髄の圧迫により迷走神経が刺激され、クッシング反応として徐脈をきたす。
  • 脳圧亢進は脳腫瘍、脳出血、水頭症などで生じる。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第33回(2025) 問題42|脈拍について正しいのはどれか。 解説図
鍼灸 第33回(2025) 問題42|脈拍について正しいのはどれか。
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