学習トップ理由で解く 臨床医学総論第3章 ▸ B. 脈拍 / Q0045

理由で解く 臨床医学総論

Q0045 生命徴候(バイタルサイン)の診察

出典:あマ指 第21回(2013) 問題65
問題
安静時の脈拍数で正しい記述はどれか。
選択肢
1 成人では80/分以上を頻脈という。
2 成人では60/分以下を徐脈という。
3 乳幼児は約40/分である。
4 鍛錬されたスポーツマンでは100/分以上ある。
解答
正解2(成人では60/分以下を徐脈という。)
解説
✗ 1. 誤り
成人では80/分以上を頻脈という。
成人では100/分以上を頻脈という。80/分以上ではなく、正常範囲は65〜85/分である。
✓ 2. 正解
成人では60/分以下を徐脈という。
✓ 正しい。 成人で脈拍数が60/分以下の場合を徐脈という。正常成人の脈拍数は65〜85/分で、100/分以上を頻脈、60/分以下を徐脈と定義する。乳幼児は約120/分で成人より多く、鍛練されたスポーツマンでは50/分以下のこともある。
✗ 3. 誤り
乳幼児は約40/分である。
乳幼児の脈拍は約120/分であり、40/分は異常な徐脈である。
✗ 4. 誤り
鍛錬されたスポーツマンでは100/分以上ある。
鍛練されたスポーツマンでは心臓の1回拍出量が増加し、安静時脈拍は50/分以下になることがある。100/分以上ではない。
ポイント
  • 頻脈は100/分以上、徐脈は60/分以下、正常成人は65〜85/分
  • 成人で脈拍数が60/分以下の場合を徐脈という。
  • 正常成人の脈拍数は65〜85/分で、100/分以上を頻脈、60/分以下を徐脈と定義する。
  • 重要用語: 頻脈は100、分以上、徐脈は60 を正確に理解しておくこと。
比較表
年齢 脈拍数(/分) 備考
乳幼児 約120 最も多い
3歳まで 100以上 以降しだいに減少
成人(正常) 65〜85 規則正しい整脈
頻脈 100以上 貧血・心不全・甲状腺機能亢進症など
徐脈 60以下 甲状腺機能低下症・脳圧亢進など
スポーツマン 50以下も 1回拍出量増大による生理的徐脈
解説画像
あマ指 第21回(2013) 問題65|安静時の脈拍数で正しい記述はどれか。 解説図
あマ指 第21回(2013) 問題65|安静時の脈拍数で正しい記述はどれか。
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