学習トップ理由で解く 臨床医学総論第2章 ▸ A. 医療面接(問診) / Q0002

理由で解く 臨床医学総論

Q0002 診察の方法

出典:鍼灸 第2回(1994) 問題61
問題
問診について正しい記述はどれか。
選択肢
1 信頼関係が重要である。
2 最初から特定の疾患を推定して行う。
3 訴えは医学専門用語で記載する。
4 患者の職場の上司には問診の内容を話す。
解答
正解1(信頼関係が重要である。)
解説
✓ 1. 正解
信頼関係が重要である。
✓ 正しい。 医療面接(問診)は、患者と医療従事者の間に信頼関係(ラポール)が成り立ってこそ行うことができる。温かみのある態度で患者に接し、信頼を得ることが正確な情報収集の前提となる。最初から特定の疾患を推定して行うのではなく、まず患者の訴えを広く聞き取ることが重要である。
✗ 2. 誤り
最初から特定の疾患を推定して行う。
最初から特定の疾患を推定して質問を誘導してはならない。客観的に患者の訴えを聞き取ることが原則である。
✗ 3. 誤り
訴えは医学専門用語で記載する。
訴えは患者自身の表現、あるいはこれに近い表現で記載する。医学専門用語で記載するのではない。
✗ 4. 誤り
患者の職場の上司には問診の内容を話す。
問診内容は患者のプライバシーにかかわるため、守秘義務を遵守し、関係者以外に漏らしてはならない。
ポイント
  • 医療面接の基本は患者との信頼関係の構築と守秘義務の遵守
  • 医療面接(問診)は、患者と医療従事者の間に信頼関係(ラポール)が成り立ってこそ行うことができる。
  • 温かみのある態度で患者に接し、信頼を得ることが正確な情報収集の前提となる。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
医療面接の原則 正しい対応 誤った対応
態度 温かみのある態度で接する 事務的・威圧的に接する
質問の進め方 開かれた質問から始める 最初から閉ざされた質問で絞り込む
疾患の推定 先入観なく広く聴取する 最初から特定の疾患を推定して誘導する
記載方法 患者自身の表現で記載する 医学専門用語に変換して記載する
守秘義務 関係者以外に内容を漏らさない 職場の上司などに内容を伝える
解説画像
鍼灸 第2回(1994) 問題61|問診について正しい記述はどれか。 解説図
鍼灸 第2回(1994) 問題61|問診について正しい記述はどれか。
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