学習トップ理由で解く 臨床医学各論第13章 ▸ B. 一般外科 / Q1320

理由で解く 臨床医学各論

Q1320 その他の領域

出典:あマ指 第6回(1998) 問題93
問題
一次救命処置として適切でないのはどれか。
選択肢
1 心臓マッサージ
2 気道の確保
3 人工呼吸
4 輸血
解答
正解4(輸血)
解説
✗ 1.
心臓マッサージ
✗ 正しい。心臓マッサージ(胸骨圧迫)は心停止時に胸骨を圧迫して心臓を機械的に圧迫し、循環を維持するための一次救命処置(BLS)の中核的処置である。特別な機器を必要とせず、一般市民でも実施可能である。
✗ 2.
気道の確保
✗ 正しい。気道確保は頭部後屈顎先挙上法または下顎挙上法により舌根沈下を防ぎ、気道を開通させる一次救命処置の最初の段階である。意識のない患者では舌根が沈下して気道が閉塞するため、気道確保が救命の第一歩となる。
✗ 3.
人工呼吸
✗ 正しい。人工呼吸は口対口法(マウス・ツー・マウス)で患者に呼気を吹き込み、酸素供給を行う一次救命処置の重要な構成要素である。心臓マッサージと組み合わせて実施される。
✓ 4. 誤り
輸血
輸血は血液製剤を静脈内に投与する高度な医療行為であり、医師や看護師などの医療従事者が病院内で実施する二次救命処置(ACLS)以上の処置である。血液型判定、クロスマッチ、静脈路確保などが必要であり、一般市民が行う一次救命処置には含まれない。
ポイント
  • 一次救命処置(BLS: Basic Life Support)は特別な機器を必要とせず、一般市民が実施可能な救命処置である。
  • BLSの基本は胸骨圧迫(心臓マッサージ)、気道確保、人工呼吸の3つである。
  • 輸血は医療従事者による高度な医療行為であり、二次救命処置に分類される。
  • 重要用語: 一次救命処置, BLS, 胸骨圧迫, 気道確保, 二次救命処置 を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第6回(1998) 問題93|一次救命処置として適切でないのはどれか。 解説図
あマ指 第6回(1998) 問題93|一次救命処置として適切でないのはどれか。
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