学習トップ理由で解く 臨床医学各論第1章 ▸ D. 性感染症 / Q0097

理由で解く 臨床医学各論

Q0097 感染症

出典:あマ指 第19回(2011) 問題88
問題
潜伏期の最も長い性感染症はどれか。
選択肢
1 エイズ
2 淋菌感染症
3 梅毒
4 クラミジア感染症
解答
正解1(エイズ)
解説
✓ 1. 正しい
エイズ
エイズ(HIV感染症)は潜伏期が最も長い性感染症である。HIV感染からエイズ発症まで無治療の場合、数年~十数年の無症候期を経る。この間、HIVはCD4陽性Tリンパ球を徐々に破壊し続けている。
✗ 2. 誤り
淋菌感染症
淋菌感染症の潜伏期は1~14日間(多くは2~7日)と比較的短い。エイズの数年~十数年と比較すると極めて短い。
✗ 3. 誤り
梅毒
梅毒の潜伏期は約3週間で、感染して約3週目に第1期梅毒の硬性下疳が出現する。エイズと比較すると短い。
✗ 4. 誤り
クラミジア感染症
クラミジア感染症の潜伏期は1~2週間程度である。エイズと比較すると極めて短い。
ポイント
  • 性感染症の潜伏期の比較:エイズ(数年~十数年)>梅毒(約3週間)>クラミジア(1~2週間)>淋菌感染症(2~7日)。エイズの潜伏期が圧倒的に長い。
  • エイズの無症候期では症状がなくてもHIVは体内で増殖を続けており、他者への感染源となりうる点が重要。
  • ウインドウ期(感染後に抗体が検出されるまでの期間)は約4~8週間であり、無症候期とは区別して理解すること。
  • 重要用語: エイズの無症候期(数年~十数年)、各性感染症の潜伏期の比較 を正確に理解しておくこと。
比較表
性感染症 潜伏期
エイズ 数年~十数年
梅毒 約3週間
クラミジア感染症 1~2週間
淋菌感染症 1~14日(多くは2~7日)
解説画像
あマ指 第19回(2011) 問題88|潜伏期の最も長い性感染症はどれか。 解説図
あマ指 第19回(2011) 問題88|潜伏期の最も長い性感染症はどれか。
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