学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QP61P006
理由で解く 理学療法士
棘果長(上前腸骨棘〜内果)は左が2cm短いが、転子果長(大転子〜外果)・大腿長・下腿長に左右差がない。短縮部位は大転子より近位=股関節にあり、左股関節裂隙の狭小化が原因。
棘果長は上前腸骨棘から内果まで、転子果長は大転子から外果までを測る。本例では棘果長のみ左が2cm短く、転子果長・大腿長・下腿長には左右差がない。つまり短縮は大転子より近位、すなわち股関節部に存在する(大転子以遠の大腿・下腿の長さは左右同じ)。変形性股関節症などで関節裂隙が狭小化すると大腿骨頭が上方へ移動し、機能的・解剖学的に脚長が短縮する。よって左股関節裂隙の狭小化が最も考えられる。
| 計測 | 起点〜終点 | 短縮が示す部位 |
|---|---|---|
| 棘果長のみ短縮 | 上前腸骨棘〜内果 | 股関節(大転子より近位) |
| 転子果長も短縮 | 大転子〜外果 | 大腿骨・下腿など大転子以遠 |
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