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理由で解く 理学療法士

後方進入法の人工股関節(THA)置換術後は、屈曲+内転+内旋の脱臼肢位を避けつつ、術翌日から筋力増強運動・早期離床を開始するのが原則。
X線写真では、患者左股関節に人工股関節全置換術(THA)のインプラント(寛骨臼カップ、金属大腿骨頭、大腿骨髄内ステム)が良好に設置されているのが確認できる(対側右は自己骨の自然股関節)。設問文の通り後方進入法によるTHA後で、写真上もインプラントは安定して設置されている。現在のTHA後リハビリテーションは早期回復を基本とし、術翌日から大腿四頭筋・殿筋群などの筋力増強運動や早期離床・荷重を進めるため、選択肢3が正しい。長期免荷(選択肢1)や数日間の床上安静(選択肢2)は早期リハビリの原則に反する。後方進入法では屈曲+内転+内旋の複合肢位が後方脱臼を誘発するため、内旋位での立ち上がり(選択肢4)は禁忌肢位であり誤り。屈曲45度未満への一律制限(選択肢5)は日常動作に必要な可動域を過度に制限し不適切で、実際に注意すべきは屈曲単独ではなく複合肢位である。
| 進入法 | 脱臼しやすい肢位 |
|---|---|
| 後方進入 | 屈曲+内転+内旋 |
| 前方・前側方進入 | 伸展+内転+外旋 |
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