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理由で解く 理学療法士

高位橈骨神経麻痺の下垂手・下垂指には、手関節伸展保持と手指MCP伸展を動的に補助する伸展補助装具(図4)が最適。
高位橈骨神経麻痺では手関節伸展筋・手指伸展筋(EDC等)・母指伸展筋が麻痺し、下垂手・下垂指を呈する。本例は長橈側手根伸筋より遠位のMMTが0〜1で、1か月経っても自然回復がなく、伸展機能を代償する装具が必要である。図4は前腕を支持したうえでアウトリガーとスプリング/ゴムにより手指MCPを伸展方向へ牽引する動的伸展補助装具で、手関節伸展位の保持と手指伸展の動的補助を同時に行える。したがって下垂手・下垂指の機能代償に最も適する。図3の静的コックアップは手関節保持のみで手指伸展を補助できず、図1(肩用吊り具)・図2(BFO)は近位・肩の支持を目的とし本病態には不適。図5は特定の指のみを牽引する限局的な動的装具で全指の下垂補助には不向きである。
| 神経 | 変形 | 装具 |
|---|---|---|
| 橈骨神経 | 下垂手 | コックアップ・スプリント |
| 正中神経 | 猿手 | 対立装具 |
| 尺骨神経 | 鷲手 | MP屈曲補助(ナックルベンダー) |
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