学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 一般 / QP60P031
理由で解く 理学療法士
Down症候群は全身性の靱帯弛緩と筋緊張低下(低緊張)を基盤とし、関節の不安定性に由来する二次障害を生じる。環軸関節亜脱臼は運動制限が必要な代表所見。
Down症候群(21トリソミー)ではコラーゲン異常による全身の靱帯弛緩(関節過可動性)と筋緊張低下が生じる。このため荷重関節や脊柱で不安定性が問題となり、環軸関節(第1-2頸椎)の亜脱臼、股関節の亜脱臼・脱臼、体幹の側弯といった二次障害が起こりやすい。特に環軸椎不安定性は頸髄圧迫のリスクがあり、頸部の過屈曲・過伸展を伴う運動(前転や柔道など)は禁忌とされる。一方、足部は内反ではなく外反扁平足を呈しやすく、膝の屈曲拘縮も特徴的ではない。
| 部位 | 所見 |
|---|---|
| 頸椎 | 環軸関節亜脱臼(頸髄圧迫リスク) |
| 股関節 | 亜脱臼・脱臼 |
| 脊柱 | 側弯 |
| 足部 | 外反扁平足 |
| 膝 | 反張膝・過可動性 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。