学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QP60P019
理由で解く 理学療法士
仙髄機能(肛門感覚)が残存=不全損傷でAは否定。仙髄より下位に有用な随意運動が残らず感覚のみ温存の状態がAIS Bと判定された。
AISは仙髄最下位(S4-5)の感覚・運動が残るか(sacral sparing)でまず完全・不全を分ける。本例は肛門(仙髄領域)の感覚が保たれるため不全損傷であり、完全損傷のAは否定される。感覚は仙髄まで温存されるものの、損傷高位より下位の四肢(下肢筋MMT0など)に運動機能が有用に残存していないため、運動機能が実質的に働かず感覚のみ温存された状態としてAIS Bに分類される。上肢はC5〜C6レベルまで機能し、C7以下が失われる頸髄損傷の像を呈する。なお本問はAISの判定基準の適用が難しく、公式解答はBとされている。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| A | 完全:S4-5に感覚・運動なし |
| B | 感覚不全:S4-5含む感覚残存、有用な運動なし |
| C | 運動不全:下位key muscleの半数以上がMMT3未満 |
| D | 運動不全:下位key muscleの半数以上がMMT3以上 |
| E | 正常:感覚・運動とも正常 |
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