学習トップ理由で解く 理学療法士第13章 ▸ 一般 / QP60A050

理由で解く 理学療法士

QP60A050 地域理学療法学

出典:第60回理学療法士国家試験(2025)午前 問50
問題
三次予防にあたるのはどれか。
選択肢
1 高血圧患者の薬物療法
2 高齢者の骨折予防指導
3 乳癌のマンモグラフィ検診
4 脳卒中患者の職場復帰支援
5 インフルエンザワクチンの接種
解答
正解4(脳卒中患者の職場復帰支援)
解説

三次予防は発症・治療後の機能回復と社会復帰・再発防止であり、脳卒中患者の職場復帰支援(リハビリテーション)が該当する。

予防医学は3段階に分けられる。一次予防は発症前の健康増進・特異的予防(生活指導、予防接種)、二次予防は早期発見・早期治療(検診によるスクリーニング)、三次予防は発症後の重症化防止・機能回復・社会復帰(リハビリテーション、再発予防)である。脳卒中患者の職場復帰支援は残存機能を活かして社会生活への復帰を図る取り組みで、リハビリテーション医療の中核であり三次予防にあたる。マンモグラフィ検診は二次予防、予防接種・骨折予防指導は一次予防である。

✗ 1. 誤り
高血圧患者の薬物療法
合併症予防の側面もあるが本問では発症後リハに劣る
✗ 2. 誤り
高齢者の骨折予防指導
発症前の特異的予防で一次予防
✗ 3. 誤り
乳癌のマンモグラフィ検診
早期発見のスクリーニングで二次予防
✓ 4. 正しい
脳卒中患者の職場復帰支援
発症後の社会復帰を図るリハビリで三次予防
✗ 5. 誤り
インフルエンザワクチンの接種
発症予防の予防接種で一次予防
ポイント
  • 一次予防=健康増進・予防接種・特異的予防
  • 二次予防=早期発見・早期治療(検診)
  • 三次予防=機能回復・社会復帰・再発防止(リハビリ)
比較表
予防医学の3段階
段階内容
一次予防発症前の予防予防接種・骨折予防指導
二次予防早期発見・早期治療がん検診
三次予防機能回復・社会復帰脳卒中患者の職場復帰支援
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