学習トップ理由で解く 理学療法士第13章 ▸ 一般 / QP60A033

理由で解く 理学療法士

QP60A033 地域理学療法学

出典:第60回理学療法士国家試験(2025)午前 問33
問題
フレイルの判定要件はどれか。2つ選べ。
選択肢
1 骨密度の減少
2 柔軟性の低下
3 肺活量の低下
4 歩行速度の低下
5 身体活動量の減少
解答
正解4(歩行速度の低下)、5(身体活動量の減少)
解説

Fried基準(J-CHS)は体重減少・疲労感・歩行速度低下・握力低下・身体活動量減少の5項目で判定する。

フレイルは加齢に伴い予備能が低下し要介護に陥りやすい状態で、身体的フレイルの評価にはFriedのCHS基準(日本版J-CHS)が広く用いられる。5項目は(1)体重減少、(2)疲労感(倦怠感)、(3)歩行速度低下、(4)握力低下、(5)身体活動量減少で、3項目以上該当でフレイル、1〜2項目でプレフレイルと判定する。選択肢では歩行速度の低下と身体活動量の減少が該当する。骨密度は骨粗鬆症、柔軟性や肺活量は判定項目に含まれない。

✗ 1. 誤り
骨密度の減少
骨粗鬆症の指標でフレイル判定項目ではない
✗ 2. 誤り
柔軟性の低下
Fried基準に含まれない
✗ 3. 誤り
肺活量の低下
Fried基準に含まれない
✓ 4. 正しい
歩行速度の低下
判定5項目の1つ
✓ 5. 正しい
身体活動量の減少
判定5項目の1つ
ポイント
  • Fried基準(J-CHS)5項目:体重減少・疲労感・歩行速度低下・握力低下・身体活動量減少
  • 3項目以上でフレイル、1〜2項目でプレフレイル
  • 骨密度・柔軟性・肺活量は判定項目に含まれない
比較表
Fried(J-CHS)フレイル判定5項目
項目内容
体重減少6か月で2〜3kg以上の意図しない減少
疲労感わけもなく疲れた感じ
歩行速度低下1.0m/秒未満
握力低下男性28kg・女性18kg未満
身体活動量減少軽い運動・定期的な運動をしていない
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