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理由で解く 理学療法士
前十字靱帯(ACL)損傷はLachman testが陽性となり、ハムストリングス収縮は脛骨の前方移動を抑えてACLの緊張を低下させる。
ACLは脛骨の前方移動と過度の内旋を制動する。損傷すると膝屈曲20〜30度で脛骨を前方に引くLachman testが陽性となり、前方引き出しよりも感度が高い。ハムストリングスは脛骨を後方へ引く作用を持つため、その収縮はACLへの前方剪断ストレス(緊張)を軽減する。この拮抗作用がACL損傷後・再建後の膝関節動的安定化においてハムストリングス強化が重視される根拠である。ACL損傷はしばしば半月板や内側側副靱帯を合併し、再建術は炎症消退後の早期〜数か月以内に行うのが一般的で、受傷前競技レベルへの完全復帰率は6割前後にとどまる。
| テスト | 評価対象 |
|---|---|
| Lachman test | 前十字靱帯(ACL) |
| 前方引き出しテスト | 前十字靱帯(ACL) |
| 後方引き出しテスト | 後十字靱帯(PCL) |
| 外反ストレステスト | 内側側副靱帯(MCL) |
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