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理由で解く 理学療法士

QP59A099 生理学

出典:第59回理学療法士国家試験(2024)午前 問99
問題
ノンレム睡眠で正しいのはどれか。
選択肢
1 夢を見る。
2 陰茎が勃起する。
3 急速眼球運動がみられる。
4 心拍数が不規則に変化する。
5 成人の睡眠の大半を占める。
解答
正解5(成人の睡眠の大半を占める。)
解説

ノンレム睡眠は成人の睡眠の大半(約8割)を占め、副交感神経優位で心拍・呼吸が安定する徐波睡眠。夢や急速眼球運動はレム睡眠の特徴。

睡眠はノンレム睡眠とレム睡眠に大別される。ノンレム睡眠は脳を休める深い睡眠(徐波睡眠を含む)で、副交感神経が優位となり心拍・呼吸・血圧は安定する。成人の一晩の睡眠の約80%を占め、量的に大半である。一方、レム睡眠では急速眼球運動、鮮明な夢、心拍・呼吸の不規則な変動、陰茎勃起(夜間陰茎勃起)がみられ、骨格筋は弛緩する。したがってノンレム睡眠について正しいのは『成人の睡眠の大半を占める』である。

✗ 1. 誤り
夢を見る。
鮮明な夢はレム睡眠の特徴
✗ 2. 誤り
陰茎が勃起する。
夜間陰茎勃起はレム睡眠に伴う
✗ 3. 誤り
急速眼球運動がみられる。
急速眼球運動はレム睡眠の定義的特徴
✗ 4. 誤り
心拍数が不規則に変化する。
自律神経が変動し心拍が不規則になるのはレム睡眠
✓ 5. 正しい
成人の睡眠の大半を占める。
ノンレム睡眠が約8割を占める
ポイント
  • ノンレム睡眠=徐波睡眠、副交感優位で安定、睡眠の約8割
  • レム睡眠=急速眼球運動・夢・自律神経変動・筋弛緩・陰茎勃起
  • 睡眠周期は約90分でノンレムとレムを反復
比較表
ノンレム睡眠とレム睡眠
項目ノンレムレム
割合(成人)約80%約20%
少ない鮮明な夢
眼球運動なし急速眼球運動
自律神経安定(副交感優位)不規則に変動
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