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理由で解く 理学療法士

QP59A068 生理学

出典:第59回理学療法士国家試験(2024)午前 問68
問題
同一の臓器から分泌されるホルモンの組合せで正しいのはどれか。
選択肢
1 アルドステロン ― エリスロポエチン
2 グルカゴン ― ガストリン
3 バソプレシン ― オキシトシン
4 パラトルモン ― カルシトニン
5 レニン ― コルチゾール
解答
正解3(バソプレシン ― オキシトシン)
解説

バソプレシンとオキシトシンはともに視床下部で産生され、下垂体後葉から分泌される。他は分泌臓器が異なる組合せ。

バソプレシン(抗利尿ホルモン)とオキシトシンはいずれも視床下部の神経細胞で合成され、軸索輸送で下垂体後葉に運ばれてそこから血中へ分泌される点で「同一臓器から分泌」に該当する。他の組合せは、アルドステロン(副腎皮質)とエリスロポエチン(腎)、グルカゴン(膵)とガストリン(胃)、パラトルモン(副甲状腺)とカルシトニン(甲状腺傍濾胞C細胞)、レニン(腎)とコルチゾール(副腎皮質)というように、それぞれ分泌臓器が異なる。

✗ 1. 誤り
アルドステロン ― エリスロポエチン
アルドステロンは副腎皮質、エリスロポエチンは腎臓から分泌され臓器が異なる
✗ 2. 誤り
グルカゴン ― ガストリン
グルカゴンは膵臓、ガストリンは胃から分泌され臓器が異なる
✓ 3. 正しい
バソプレシン ― オキシトシン
ともに視床下部で産生され下垂体後葉から分泌される
✗ 4. 誤り
パラトルモン ― カルシトニン
パラトルモンは副甲状腺、カルシトニンは甲状腺傍濾胞C細胞から分泌され臓器が異なる
✗ 5. 誤り
レニン ― コルチゾール
レニンは腎臓(傍糸球体装置)、コルチゾールは副腎皮質から分泌され臓器が異なる
ポイント
  • 下垂体後葉:バソプレシン・オキシトシン(産生は視床下部)
  • パラトルモン=副甲状腺、カルシトニン=甲状腺C細胞(別臓器)
  • レニン・エリスロポエチンは腎、コルチゾール・アルドステロンは副腎皮質
比較表
主なホルモンと分泌臓器
ホルモン分泌臓器
バソプレシン・オキシトシン下垂体後葉
アルドステロン・コルチゾール副腎皮質
レニン・エリスロポエチン腎臓
パラトルモン副甲状腺
カルシトニン甲状腺(C細胞)
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