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理由で解く 理学療法士
変形性股関節症では中殿筋の筋力低下・機能不全により、片脚立位で骨盤が遊脚側へ傾くTrendelenburg徴候が陽性となる。
変形性股関節症では関節破壊・疼痛・脚長差により股関節外転筋(主に中殿筋)が機能低下する。片脚立位では立脚側の中殿筋が骨盤を水平に保つが、その筋力が不足すると遊脚側の骨盤が下制する(Trendelenburg徴候陽性)。これを代償して体幹を立脚側へ傾けるとDuchenne跛行となる。他の徴候はいずれも末梢神経障害や脊髄・小脳など股関節疾患とは無関係な病態を評価するものである。
| 徴候 | 評価対象・病態 |
|---|---|
| Tinel | 末梢神経絞扼(手根管症候群など) |
| Froment | 尺骨神経麻痺(母指内転筋) |
| Romberg | 深部感覚・後索障害 |
| Lhermitte | 頸髄病変(多発性硬化症など) |
| Trendelenburg | 中殿筋機能低下(股関節疾患) |
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