学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QP59A006
理由で解く 理学療法士
脛骨内縁(前面)を上から下へ強く擦り下ろす誘発法はOppenheim反射。いずれもBabinski徴候と同じく母趾背屈(伸展)が陽性所見で、錐体路障害を示す。
Babinski徴候とその同類反射は、錐体路(皮質脊髄路)障害でみられる病的反射で、いずれも刺激に対して母趾が背屈(伸展)し他趾が開扇するのが陽性所見である。誘発部位が反射名を区別する鍵で、脛骨の内縁(前面)を近位から遠位へ母指などで強く擦り下ろす方法はOppenheim反射に該当する。Babinski反射は足底の外側を踵から小趾側へこすり上げ、Chaddock反射は外果の下方を後ろから前へなぞり、Gordon反射は下腿三頭筋(腓腹筋)を強く握り、Gonda反射は第4趾などを下方へ屈曲させてから急に離す。したがって脛骨内縁を擦り下ろす本検査はOppenheim反射である。
| 反射 | 誘発法 |
|---|---|
| Babinski | 足底外側を踵から小趾へこすり上げる |
| Chaddock | 外果下方を後方から前方へなぞる |
| Oppenheim | 脛骨内縁(前面)を上から下へ擦り下ろす |
| Gordon | 下腿三頭筋(腓腹筋)を強く握る |
| Gonda | 足趾を下方へ屈曲させてから急に離す |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。