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理由で解く 理学療法士
脳梗塞慢性期は組織が壊死・嚢胞化し水分が増えるため、単純CTで低吸収域(黒く)に描出される。
単純CTでは、密度が高い組織ほど高吸収(白)、水分など密度が低いものは低吸収(黒)に描出される。出血急性期は血液(ヘモグロビン)により高吸収を示すため、くも膜下出血・脳出血急性期・急性硬膜下血腫はいずれも白く写る。石灰化はカルシウムを含み最も高吸収となる。一方、脳梗塞は時間経過とともに神経組織が壊死・融解し、慢性期には嚢胞化して水分含有量が増すため低吸収域(黒)となる。したがって低吸収域として描出されるのは脳梗塞慢性期である。なお脳梗塞超急性期は所見が乏しく、明瞭な低吸収化には数時間〜1日程度を要する。
| 病態 | CT所見 |
|---|---|
| 出血急性期(脳出血・SAH・硬膜下) | 高吸収(白) |
| 石灰化 | 高吸収(白) |
| 脳梗塞急性期 | 淡い低吸収 |
| 脳梗塞慢性期 | 低吸収(黒) |
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