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理由で解く 理学療法士
L4残存で大腿四頭筋が働き膝伸展が可能となり、両側短下肢装具(AFO)と杖で実用的な屋外歩行が可能になる。
脊髄損傷完全麻痺の歩行能力は残存筋で決まる。短下肢装具(AFO)は足関節は制御するが膝は制御しないため、実用歩行には膝伸展を担う大腿四頭筋(L2〜L4、主にL3〜L4)の働きが不可欠である。L4残存では大腿四頭筋・前脛骨筋が機能し、両側短下肢装具と杖で安定した実用的屋外歩行が可能となる。L2では腸腰筋・股関節内転筋が中心で膝伸展が不十分なため長下肢装具が必要で実用歩行は困難。S1では下腿三頭筋も働きほぼ装具不要で歩けるが、「最も上位」の条件からL4が正答となる。
| 残存レベル | 移動能力 |
|---|---|
| Th6 | 車椅子が実用移動(立位は治療的) |
| Th10 | 長下肢装具で治療的歩行 |
| L2 | 長下肢装具での歩行 |
| L4 | 短下肢装具+杖で実用的屋外歩行 |
| S1 | ほぼ装具不要で歩行可能 |
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