学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QP58P018
理由で解く 理学療法士
周術期呼吸リハは術前からの咳嗽・排痰・呼吸練習と早期離床が柱。術前に咳嗽練習を導入する。
肺切除術の周術期理学療法では、術後の無気肺・肺炎などの呼吸器合併症を予防するため、術前から患者教育と練習を始めることが重要である。具体的には効果的な咳嗽(ハフィングを含む)・排痰法、横隔膜(腹式)呼吸・深呼吸、インセンティブスパイロメトリ、そして早期離床の準備を術前に指導する。本例はADL自立・運動耐容能も保たれており、術前から咳嗽練習を行う選択肢1が正しい。上部胸式呼吸は換気効率が悪く、推奨されるのは横隔膜を使う腹式・下部胸式呼吸であり2は誤り。術前・術後とも過度の安静はデコンディショニングと合併症を招くため、ベッド上安静に努める3や術後1週をベッド上排痰中心とする4は誤りで、術後は早期離床を進める。術後3か月の時点は回復期であり、修正Borg指数2(非常に軽い)程度の低強度に留めるのは過小で、より高い強度への漸増が適切なため5も誤り。
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