学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QP58P014
理由で解く 理学療法士
両側性症状+姿勢反射障害(バランス低下・易転倒)があるが日常生活は自立=ステージIII。
Hoehn&Yahr分類は、症状の左右性と姿勢反射障害・介助の要否で段階を分ける。本例は両手の安静時振戦・両側上下肢の筋強剛と両側性(II以上)である点に加え、「バランスを崩して転びそうになる」という姿勢反射障害の出現がある。姿勢反射障害が加わるとステージIII以上となる。さらに本例は日常生活が自立しており介助を要さないため、日常生活に介助を要するIV、車椅子・臥床が主体となるVには該当しない。姿勢反射障害はあるが自立を保っている状態がステージIIIであり、これが正答(選択肢3)。姿勢反射障害の有無はステージIIとIIIの境界であり、pull test(後方への引き込み検査)などで評価する臨床的に重要な指標である。
| ステージ | 特徴 |
|---|---|
| I | 一側性、姿勢反射障害なし、機能障害は軽微 |
| II | 両側性、姿勢反射障害なし |
| III | 姿勢反射障害あり、活動制限あるが日常生活自立 |
| IV | 起立・歩行は可能だが日常生活に介助を要する |
| V | 車椅子または臥床、全介助 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。