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理由で解く 理学療法士

股関節後方脱臼では患肢が屈曲・内転・内旋位で弾発性固定され、下肢が短縮する特徴的肢位を示す。
股関節(外傷性)後方脱臼の典型では、患側下肢が股関節屈曲・内転・内旋位をとり、弾発性固定によりその肢位で保持され下肢が短縮してみえる。図がこのような右下肢の屈曲・内転・内旋短縮位を示していれば右股関節脱臼が最も考えられる。仙腸関節機能不全は骨盤の局所痛が主で下肢の弾発性固定肢位はとらず、膝蓋骨脱臼は膝前面の変形と膝伸展制限、半月板損傷は関節裂隙痛やロッキング、後十字靱帯損傷は脛骨後方落ち込み(sag sign)が特徴で、いずれも図に示された股関節の特徴的肢位とは合致しない。
| 脱臼方向 | 特徴的肢位 |
|---|---|
| 後方脱臼(多い) | 屈曲・内転・内旋・短縮 |
| 前方脱臼 | 外転・外旋・屈曲 |
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