学習トップ理由で解く 理学療法士第4章 ▸ 一般 / QP58A088

理由で解く 理学療法士

QP58A088 臨床医学大要

出典:第58回理学療法士国家試験(2023)午前 問88
問題
Perthes病で正しいのはどれか。2つ選べ。
選択肢
1 女児に多い。
2 外傷が誘因となる。
3 片側性の発症が多い。
4 12歳以降に好発する。
5 大腿骨近位骨端部への血行障害が原因である。
解答
正解3(片側性の発症が多い。)、5(大腿骨近位骨端部への血行障害が原因である。)
解説

Perthes病は大腿骨頭(近位骨端部)への血行障害による阻血性骨壊死。男児・4〜7歳に好発し、多くは片側性。

Perthes病(ペルテス病)は成長期に大腿骨頭の骨端部への血行が障害され阻血性壊死を起こす疾患で、原因は大腿骨近位骨端部への血行障害である(選択肢5が正)。好発は4〜7歳(おおむね2〜12歳)で、男児に女児の数倍多く、発症はほとんどが片側性である(選択肢3が正)。跛行や股関節・大腿・膝の痛み、股関節可動域制限(特に外転・内旋制限)で気づかれる。外傷が直接の誘因となるわけではなく、12歳以降の好発でもない。治療は骨頭を臼蓋に収める『containment(封じ込め)』の考えに基づき、免荷や外転装具、必要に応じ手術が行われる。

✗ 1. 誤り
女児に多い。
男児に多く(数倍)、女児に多いは誤り
✗ 2. 誤り
外傷が誘因となる。
外傷が直接の原因・誘因ではなく血行障害が本態
✓ 3. 正しい
片側性の発症が多い。
発症の多くは片側性である
✗ 4. 誤り
12歳以降に好発する。
好発は4〜7歳で、12歳以降の好発ではない
✓ 5. 正しい
大腿骨近位骨端部への血行障害が原因である。
骨頭骨端部の阻血性壊死が本態
ポイント
  • Perthes病=大腿骨頭骨端部の阻血性壊死
  • 男児・4〜7歳・片側性が多い
  • 治療はcontainment(封じ込め):免荷・外転装具
比較表
Perthes病の特徴
項目内容
原因大腿骨近位骨端部への血行障害(阻血性壊死)
好発年齢4〜7歳
性差男児に多い
罹患側多くは片側性
治療方針containment(免荷・外転装具・手術)
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