学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 一般 / QP58A042
理由で解く 理学療法士
Mendelsohn手技は喉頭挙上を意図的に延長・保持して食道入口部(上部食道括約筋)の開大時間を延長する手技で、食道入口部開大不全に適応。
各手技はどの嚥下相・部位の障害を代償・改善するかで適応が決まる。Mendelsohn手技は嚥下時に喉頭が最も挙上した位置で数秒保持することで、輪状咽頭筋の弛緩に伴う食道入口部(上部食道括約筋)の開大を延長させ、通過を促す。したがって『食道入口部の開大不全』に対応する。誤選択肢は病態と手技の対応がずれており、Shaker法(頭部挙上訓練)は舌骨上筋群を鍛えて食道入口部の開大を改善する手技、横向き(頸部回旋)嚥下は麻痺側の梨状窩残留を、うなずき嚥下(顎引き)は喉頭蓋谷残留を除去する手技である。
| 病態・部位 | 手技 |
|---|---|
| 喉頭蓋谷の残留 | うなずき嚥下(顎引き) |
| 梨状窩の残留(片側麻痺) | 横向き(頸部回旋)嚥下 |
| 食道入口部開大不全 | Mendelsohn手技・バルーン拡張 |
| 舌骨上筋群の筋力低下 | Shaker法(頭部挙上訓練) |
| 鼻咽腔閉鎖不全 | ブローイング訓練・プッシング |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。