学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QP58A010
理由で解く 理学療法士

PIP屈曲位(伸展−45°で伸展不能)+DIP過伸展(伸展30°)=ボタン穴(ボタンホール)変形。中央索の断裂・伸展機構の破綻でPIPが屈曲、側索が掌側偏位してDIPが過伸展する。
所見はPIP関節が伸展−45°で自動伸展できず屈曲位に固定され、DIP関節は伸展30°と過伸展を示す。これはボタン穴(ボタンホール)変形の典型的パターンである。指伸筋の中央索がPIP背側で断裂・弛緩すると、PIP関節を伸展できずに屈曲し、さらに側索がPIP関節軸の掌側へ偏位することでDIP関節を過伸展させる。関節リウマチや外傷でみられる。対照的にスワンネック変形はPIP過伸展+DIP屈曲と逆のパターンであり、本例のPIP屈曲・DIP過伸展とは正反対である。したがってボタン穴変形が正しい。
| 変形 | PIP | DIP |
|---|---|---|
| ボタン穴変形 | 屈曲 | 過伸展 |
| スワンネック変形 | 過伸展 | 屈曲 |
| 鉤爪変形 | 屈曲 | 屈曲(MP過伸展) |
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