学習トップ理由で解く 理学療法士第7章 ▸ 一般 / QP57P082

理由で解く 理学療法士

QP57P082 リハビリテーション医学

出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午後 問82
問題
リハビリテーション室で訓練中に意識を失った患者への対応としてまず行うのはどれか。
選択肢
1 主治医に報告する。
2 ベッドに移動させる。
3 心臓マッサージを行う。
4 バイタルサインを確認する。
5 自動体外式除細動器〈AED〉を準備する。
解答
正解4(バイタルサインを確認する。)
解説

意識消失を認めたら、まず反応・呼吸・脈拍などバイタルサインを確認し、状態を把握してから次の対応を選択する。

急変対応は『評価してから介入』が原則である。意識を失った患者に対しては、まず声かけによる反応の確認、呼吸・脈拍・血圧などのバイタルサインを速やかに評価し、心停止か否か、緊急度を判断する。この評価結果に応じて、心停止であれば胸骨圧迫とAED、意識障害のみなら安静確保と主治医への報告といった対応が分岐する。評価を飛ばして心臓マッサージやAED、移動を行うのは、心停止でない患者に不要・有害な処置となりうる。したがって最初に行うべきはバイタルサインの確認である。

✗ 1. 誤り
主治医に報告する。
必要だが、まず状態を把握してから報告するのが順序
✗ 2. 誤り
ベッドに移動させる。
安易な移動は状態悪化や外傷リスク。まず評価が先
✗ 3. 誤り
心臓マッサージを行う。
心停止と確認できて初めて適応。評価が先行する
✓ 4. 正しい
バイタルサインを確認する。
緊急度を判断する第一歩であり最優先
✗ 5. 誤り
自動体外式除細動器〈AED〉を準備する。
心停止が疑われた段階で準備。まず評価が先
ポイント
  • 急変対応は評価→介入の順
  • まず反応・呼吸・脈拍の確認
  • 心停止確認後に胸骨圧迫・AED
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