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理由で解く 理学療法士
自律神経過反射は損傷部位以下からの侵害刺激で交感神経が過剰興奮し、発作性の高血圧と損傷レベルより上の発汗、代償性徐脈を来す。
自律神経過反射(autonomic dysreflexia)は、おおむねT6以上の脊髄損傷で生じる。膀胱充満・便塊・褥瘡などの損傷レベル以下の侵害刺激が交感神経を反射性に過剰興奮させ、末梢血管が強く収縮して急激な高血圧を来す。この血圧上昇を頸動脈洞・大動脈弓の圧受容器が感知し、迷走神経を介して代償性の徐脈が起こる。同時に損傷レベルより上位(顔面・頸部)では発汗、皮膚紅潮、拍動性頭痛を伴う。したがって『発汗』と『高血圧』が該当する。放置すると高血圧性脳症など致死的となるため、原因除去(導尿など)と上体挙上が急務である。
| 部位/項目 | 所見 |
|---|---|
| 血圧 | 発作性の著明な上昇 |
| 心拍 | 代償性徐脈 |
| 損傷レベル上位 | 発汗・紅潮・頭痛 |
| 誘因 | 膀胱・直腸充満、褥瘡など侵害刺激 |
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