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理由で解く 理学療法士

QP57P053 解剖学

出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午後 問53
問題
神経核が橋に位置するのはどれか。
選択肢
1 副神経
2 滑車神経
3 顔面神経
4 舌咽神経
5 舌下神経
解答
正解3(顔面神経)
解説

橋に核をもつ脳神経は三叉神経・外転神経・顔面神経(+内耳神経)。選択肢では顔面神経が該当。

脳神経核は脳幹に上下に配列する。中脳=動眼・滑車神経核、橋=三叉・外転・顔面神経核、延髄=舌咽・迷走・副神経(延髄部)・舌下神経核が置かれる。顔面神経核は橋被蓋にあり、運動線維は外転神経核を回り込む顔面神経膝を形成して橋・延髄境界から出る。したがって橋に核をもつのは顔面神経である。

✗ 1. 誤り
副神経
核は延髄および上位頸髄(脊髄核)にある
✗ 2. 誤り
滑車神経
核は中脳下丘の高さにある。橋ではない
✓ 3. 正しい
顔面神経
核は橋被蓋にあり顔面神経膝を形成する
✗ 4. 誤り
舌咽神経
疑核・下唾液核など核は延髄にある
✗ 5. 誤り
舌下神経
舌下神経核は延髄にある
ポイント
  • 中脳=III・IV
  • 橋=V・VI・VII
  • 延髄=IX・X・XI・XII
比較表
脳神経核の脳幹での局在
部位脳神経核
中脳動眼(III)・滑車(IV)
三叉(V)・外転(VI)・顔面(VII)
延髄舌咽(IX)・迷走(X)・副(XI)・舌下(XII)
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