学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QP57P017
理由で解く 理学療法士
聴覚理解が保たれ発語が非流暢・努力性なのはBroca(運動性・非流暢性)失語。表出の負担を減らすため「はい/いいえ」で答えられる閉じた質問(yes-no質問)が有効。
聴覚的理解は良好で、発語が非流暢・緩徐・努力性で発話量が少ないという特徴は、左前頭葉(Broca野周辺)病変による運動性(非流暢性)失語に一致する。この型では言語表出が最も障害されるため、患者に長い言語表出を求めず「はい/いいえ」や選択で答えられる閉じた質問(yes-no質問)を用いると意思疎通が容易になる。理解は保たれているので、誤りを逐一細かく修正したり過度に代替手段へ切り替えるより、まず表出の負担を減らす関わりが適切。したがって選択肢2が正しい。
| 型 | 流暢性 | 聴覚理解 | 病変 |
|---|---|---|---|
| Broca(運動性) | 非流暢・努力性 | 良好 | 左前頭葉(Broca野) |
| Wernicke(感覚性) | 流暢 | 不良 | 左側頭葉(Wernicke野) |
| 全失語 | 非流暢 | 不良 | 広範な左半球 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。