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理由で解く 理学療法士
FBS(Functional Balance Scale=Berg Balance Scale、56点満点)は高得点ほどバランスが良く、42→52点の上昇だけが好ましい変化である。
表は2か月前と現在の5つの指標を並べたもので、指標ごとに「高い方が良い」「低い方が良い」の向きが違う点に注意して読む。BMIは22.6から17.0へ下がっており、標準域から低体重域への著明な低下で、低栄養やサルコペニアの進行を示す悪化である。FBSは56点満点でバランス能力を評価し、点数が高いほど良好であるから、42点から52点への上昇は明らかな改善である。TUGは椅子から立ち上がって3m歩いて戻る所要時間で、短いほど良く、14.2秒から20.2秒への延長は歩行・移動能力の低下を意味する。MMSEは30点満点の認知機能検査で、25点から20点への低下は認知機能の悪化を示す。基本チェックリストは生活機能の低下を拾い上げる25項目の質問票で、該当数が多いほど状態が悪く、4項目から10項目への増加はフレイルの進行である。以上より好ましい変化を示すのはFBSの上昇だけであり、正答は2である。
| 指標 | 変化 | 解釈 |
|---|---|---|
| BMI | 22.6→17.0 | 悪化(低栄養) |
| FBS(点) | 42→52 | 改善(好ましい) |
| TUG(秒) | 14.2→20.2 | 悪化(移動低下) |
| MMSE(点) | 25→20 | 悪化(認知低下) |
| 基本チェックリスト | 該当増加 | 悪化(フレイル) |
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