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理由で解く 理学療法士
移乗手順を状況に合わせて修正できず不適切な行動を続けるのは、遂行機能障害・注意障害を示唆し前頭葉の病巣による。
フットサポートに足を乗せたまま立ち上がろうとするのは、動作の目標に向けて手順を計画・実行し、状況に応じて行動を修正する遂行機能の障害を反映する。遂行機能・注意・行動の抑制は前頭葉(前頭前野)が担うため、この誤りは前頭葉病巣と関連が深い。視床は感覚中継や意識・記憶、被殻は運動調節(不随意運動)、中脳背側は眼球運動(上方注視・Parinaud症候群)、小脳虫部は体幹の平衡に関与し、いずれも「手順を修正できない」高次の行動障害の主座ではない。
| 部位 | 主な障害 |
|---|---|
| 前頭葉 | 遂行機能障害・注意障害・脱抑制 |
| 視床 | 感覚障害・意識/記憶障害 |
| 被殻 | 不随意運動・運動調節障害 |
| 中脳背側 | 上方注視麻痺(Parinaud) |
| 小脳虫部 | 体幹失調・平衡障害 |
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