学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QP56A003
理由で解く 理学療法士

太線=基本軸、細線=移動軸の定義に図が合っているかを問う。定義どおりなのは肩甲帯伸展と前腕回内の2つ。
肩甲帯の屈曲・伸展は、基本軸が両側の肩峰を結ぶ線、移動軸が頭頂と肩峰を結ぶ線と定められており、頭部を真上から見た肩甲帯伸展の図はこの定義どおりに描かれている。前腕の回内・回外は、肘関節90°屈曲位で基本軸が上腕骨、移動軸が手指を伸展した手掌面と定められており、前腕回内の図もこれに一致する。これに対し肩の外転・内転の基本軸は肩峰を通る床への垂直線、移動軸は上腕骨であるが、肩内転の図では太線が両肩を結ぶ水平線として引かれており誤りである。足部の外転・内転は基本軸・移動軸ともに第1・第2中足骨の間の中央線で測るが、足部外転の図は太線を下腿の長軸に沿って引いており定義と異なる。膝の屈曲・伸展は基本軸が大腿骨、移動軸が腓骨(腓骨頭と外果を結ぶ線)であるが、膝伸展の図の太線と細線はこの対応になっていない。したがって正しいのは肩甲帯伸展と前腕回内の2つである。
| 運動 | 基本軸 | 移動軸 |
|---|---|---|
| 肩屈曲・伸展 | 肩峰を通る垂直線 | 上腕骨 |
| 肘屈曲・伸展 | 上腕骨 | 橈骨 |
| 膝屈曲・伸展 | 大腿骨 | 腓骨(腓骨頭-外果) |
| 足背屈・底屈 | 腓骨への垂直線 | 第5中足骨 |
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