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理由で解く 理学療法士
胃全摘では噴門(下部食道括約機構)が失われ、胆汁・膵液など腸液の食道への逆流が起こりやすく、逆流性(アルカリ性)食道炎を生じる。
胃全摘出術では胃と噴門が切除され、食道と空腸が吻合される。下部食道の逆流防止機構が失われるため、胆汁・膵液を含む腸内容が食道へ逆流し逆流性食道炎(胸やけ・つかえ感)を来しやすい。また胃切除後は内因子欠乏によるビタミンB12欠乏(巨赤芽球性貧血)、鉄・カルシウム吸収低下、ダンピング症候群なども生じる。多血症・血小板減少・高カルシウム血症・てんかんは胃全摘に直接起因する合併症ではない(むしろ貧血や低カルシウムが問題となる)。
| 合併症 | 機序 |
|---|---|
| 逆流性食道炎 | 噴門・逆流防止機構の喪失 |
| 巨赤芽球性貧血 | 内因子欠乏によるビタミンB12吸収障害 |
| 鉄欠乏性貧血 | 胃酸低下で鉄吸収障害 |
| 骨粗鬆症 | カルシウム・ビタミンD吸収低下 |
| ダンピング症候群 | 食物の急速な小腸流入 |
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