学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QP55A002
理由で解く 理学療法士

予定より早期に出現し、先行する変形した異所性P波を伴い、QRS幅が正常(narrow)で不完全な代償性休止を伴う波形は心房性期外収縮。
期外収縮は予定周期より早期に出現する興奮で、その起源が心房か心室かをQRS幅と先行P波で鑑別する。心房性期外収縮(PAC)は洞結節以外の心房から発生するため、正常なP波と形の異なる異所性P波が早期に先行し、その後の房室伝導・心室内伝導は正常経路を通るためQRS幅は正常(幅の狭いQRS)となる。図では基本調律は洞調律で、途中に早期出現する幅の狭いQRSが異所性P波を伴って認められるため心房性期外収縮が正しい。心室性であればP波を伴わず幅広いQRSとなる点が最大の鑑別点である。
| 所見 | 心房性(PAC) | 心室性(PVC) |
|---|---|---|
| 先行P波 | あり(異所性・変形) | なし |
| QRS幅 | 正常(狭い) | 幅広い(0.12秒以上) |
| 代償性休止 | 不完全 | 完全 |
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