学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第7章 ▸ 一般 / QP54P083
理由で解く 理学療法士
各異常歩行は原因筋・原因病態と1対1で対応する。鶏歩=下垂足(前脛骨筋・腓骨神経)、動揺性=中殿筋、小刻み=錐体外路(Parkinson)、Trendelenburg=中殿筋。
本問は提示された組合せがいずれも標準的な対応と一致せず、素直に選べる正答がない設問である(本データでは正答が確定していない)。学習上は原因病態を正しく対応づけて覚えることが重要である。鶏歩(steppage gait)は前脛骨筋の麻痺による下垂足で、ハムストリングスではなく総腓骨神経・前脛骨筋の障害で生じる。踵足歩行(踵で接地)は下腿三頭筋の麻痺で、深部感覚障害では踵打ち歩行(失調性)となる。動揺性歩行(waddling)は中殿筋筋力低下や筋ジストロフィーで、錐体外路障害ではない。小刻み歩行はParkinson病など錐体外路障害で、運動失調ではない。Trendelenburg歩行は中殿筋の筋力低下で、腸腰筋ではない。
| 異常歩行 | 主な原因 |
|---|---|
| 鶏歩(steppage) | 前脛骨筋麻痺・下垂足(腓骨神経) |
| 踵足歩行 | 下腿三頭筋麻痺 |
| 動揺性歩行 | 中殿筋筋力低下・筋ジストロフィー |
| Trendelenburg歩行 | 中殿筋筋力低下 |
| 小刻み歩行 | Parkinson病(錐体外路) |
| 失調性歩行 | 小脳障害・深部感覚障害 |
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