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理由で解く 理学療法士
前頭葉・側頭葉に限局した萎縮を示すのはPick病(前頭側頭型認知症)。
Pick病は前頭側頭型認知症(FTD)の代表で、前頭葉と側頭葉に限局した左右差のある葉性萎縮(ナイフの刃状萎縮)を特徴とする。臨床的には人格変化・脱抑制・常同行動・自発性低下・言語障害が前景に立ち、初期の記憶障害は目立ちにくい。病理では嗜銀性のPick球がみられる。一方Alzheimer型は頭頂側頭葉〜海馬優位のびまん性萎縮、Lewy小体型は後頭葉の代謝低下と幻視・パーキンソニズム、脳血管性は梗塞巣に応じた局在、正常圧水頭症は脳室拡大と歩行障害・認知障害・尿失禁の三徴を呈する。したがって前頭・側頭葉限局性萎縮はPick病が正しい。
| 疾患 | 萎縮・画像/特徴 |
|---|---|
| Pick病(FTD) | 前頭・側頭葉の限局性萎縮/人格変化・脱抑制 |
| Alzheimer型 | 海馬・頭頂側頭葉萎縮/近時記憶障害 |
| Lewy小体型 | 後頭葉血流低下/幻視・パーキンソニズム・変動 |
| 脳血管性 | 梗塞巣に応じた局在/まだら認知・階段状悪化 |
| 正常圧水頭症 | 脳室拡大/歩行障害・認知障害・尿失禁 |
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