学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 一般 / QP54P027
理由で解く 理学療法士
NRSは痛みの強さを0〜10の数値で答えてもらう尺度で、数値の順序に意味はあっても間隔が等しい保証はない順序尺度である。
NRS(numerical rating scale)は、「0=痛みなし」から「10=想像できる最悪の痛み」までの数値を患者自身に選んでもらう痛みの強度評価法である。数字は大小の順序を表すが、3から4への増加と8から9への増加が同じ痛みの増分とは限らないため、間隔尺度ではなく順序尺度に分類される。よって1が正しい。目盛りは0から10までで11段階あり、10段階とする2は誤りである。評価するのは痛みの強さであって、鋭い・鈍い・灼けるようなといった疼痛の性質ではなく、性質の評価にはMcGill疼痛質問票などを用いるので3も誤り。痛みの感じ方や数値の当てはめ方には個人差が大きいため患者間の比較には向かず、同一患者の経時的変化を追う用途に適しており、4も誤りである。数の大小という概念を理解できることが前提となるため幼児には使えず、幼児にはフェイススケールなどを用いるので5も誤りとなる。
| スケール | 特徴 |
|---|---|
| NRS | 0〜10の数値で強度を申告(順序尺度) |
| VAS | 10cmの線上に強度を印す |
| フェイススケール | 表情の絵で選択。小児・高齢者向け |
| McGill疼痛質問票 | 痛みの性質・情動を評価 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。