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理由で解く 理学療法士
重症COPDでHOT導入例の有酸素運動は低強度から始めるのが原則。最大酸素摂取量の40%が最も適切である。
本例はFEV1% 42%の高度閉塞性換気障害に%VC 62%の拘束性要素を伴い、PaCO2 47 Torr・HCO3- 29.5 mEq/Lと慢性II型呼吸不全を代償している重症COPDである。在宅酸素療法中で入浴動作でも息切れするため、運動耐容能は著しく低下している。こうした症例では低強度・長時間の有酸素運動から開始して漸増するのが原則で、最大酸素摂取量の40%前後(軽〜中等度)が導入強度として最も安全である。修正Borg指数を運動強度の目安に用いる場合は3〜5(中等度〜やや強い)に留めるのが一般的で、修正Borg指数7は「とてもきつい」に相当し重症例には高すぎる。7 METsはジョギングに相当する高強度、最大仕事量の75%も高強度であり、いずれも呼吸困難の増悪と労作時低酸素血症を招きやすく不適である。目標心拍数130/分は82歳の推定最大心拍数(220−82=138/分)の約94%にあたり、事実上の最大負荷で危険である。したがって最も適切なのは最大酸素摂取量の40%である。
| 指標 | 評価 |
|---|---|
| 40%VO2max | 適切(低〜中強度) |
| 最大仕事量75% | 高すぎ |
| 5 METs | 高すぎ |
| 心拍数130/分(82歳) | 過負荷・危険 |
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