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理由で解く 理学療法士

同一の気道内圧(約12cmH2O)で肺気量が0.2L→0.4Lへ倍増=ΔV/ΔPの増大=肺コンプライアンスの増加を示す。
コンプライアンス(肺・胸郭の膨らみやすさ)は、加えた圧の変化ΔPに対する容量の変化ΔVの比(C=ΔV/ΔP)で表される。図では、呼吸理学療法の前後で気道内圧の波形はほぼ同一(ピーク約12cmH2O)であり、人工呼吸器が加える陽圧=駆動圧は変わっていない。一方、肺気量(1回換気量)は療法前の約0.2Lから療法後の約0.4Lへと約2倍に増加している。自発呼吸がなく陽圧変化のみで肺気量が決まる条件下で、同じ圧に対してより多くの空気が入るようになったということは、ΔV/ΔPが大きくなった、すなわち肺コンプライアンスが増加したことを意味する。したがって正答は5。抵抗増加(3)や柔軟性低下=コンプライアンス低下(4)は、同一圧で送気量が減る方向であり図と逆。肺活量(1)や残気量(2)はこの波形からは評価できない。
| 変化 | 傾き | 解釈 |
|---|---|---|
| コンプライアンス増加 | 急 | 同じ圧で肺気量↑(改善) |
| コンプライアンス低下 | 緩やか | 同じ圧で肺気量↓(線維化・浮腫・無気肺等) |
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