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理由で解く 理学療法士

QP54P003 理学療法評価学

出典:第54回理学療法士国家試験(2019)午後 問3
問題
20歳の男性。運動時に膝関節痛を訴える。実施した検査を図に示す。
この検査はどれか。
図
選択肢
1 外反ストレステスト
2 前方引き出しテスト
3 内反ストレステスト
4 McMurrayテスト
5 Lachmanテスト
解答
正解4(McMurrayテスト)
解説

McMurrayテストは膝屈曲位から下腿に回旋を加えつつ伸展し、損傷した半月板を挟み込んで疼痛・クリックを誘発する検査。

図は背臥位で、一方の手で足部を把持して下腿を回旋させ、他方の手で膝関節の関節裂隙を触知しながら、膝を深屈曲位から回旋を加えつつ伸展していく肢位を示す。これは半月板を大腿骨・脛骨間に挟み込むMcMurrayテストの手技である。外反・内反ストレスは膝軽度屈曲位で側方への力を加える手技、前方引き出し・Lachmanは脛骨を前方へ引く手技であり、いずれも回旋伸展を伴うMcMurrayとは動作が異なる。

✗ 1. 誤り
外反ストレステスト
膝軽度屈曲位で外反力を加える→内側側副靱帯の評価
✗ 2. 誤り
前方引き出しテスト
膝90°屈曲位で脛骨を前方へ引く→前十字靱帯の評価
✗ 3. 誤り
内反ストレステスト
膝軽度屈曲位で内反力を加える→外側側副靱帯の評価
✓ 4. 正しい
McMurrayテスト
膝屈曲位から回旋を加えつつ伸展し半月板損傷を誘発
✗ 5. 誤り
Lachmanテスト
膝20〜30°屈曲位で脛骨を前方へ引く→前十字靱帯の評価
ポイント
  • McMurray=下腿回旋+膝伸展で半月板を誘発
  • 関節裂隙でクリック・疼痛を触知して判定
比較表
膝関節の主な整形外科的テスト
テスト評価対象
外反ストレステスト内側側副靱帯
内反ストレステスト外側側副靱帯
前方引き出し/Lachman前十字靱帯
後方引き出し後十字靱帯
McMurray/Apley半月板
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