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理由で解く 理学療法士
前鋸筋は肩甲骨内側縁を胸郭に固定し、翼状肩甲を防ぐ主動筋である。
前鋸筋は第1〜9肋骨外側面から起こり肩甲骨内側縁の肋骨面(前面)に停止するため、収縮すると肩甲骨を胸郭に引き付けて密着させる。この作用が失われる(長胸神経麻痺)と肩甲骨内側縁が浮き上がる翼状肩甲となる。また前鋸筋下部線維は肩甲骨を上方回旋させ、上肢挙上時に肩甲上腕リズムを保つ役割ももつ。他の選択肢は肩甲骨の内転・挙上・下制などを担うが、胸郭への押し付け(前方への固定)作用はもたない。
| 筋 | 肩甲骨への作用 |
|---|---|
| 前鋸筋 | 外転(前進)・上方回旋・胸郭への固定 |
| 僧帽筋中部 | 内転 |
| 菱形筋 | 内転・下方回旋・挙上 |
| 肩甲挙筋 | 挙上・下方回旋 |
| 小胸筋 | 下制・下方回旋 |
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