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理由で解く 理学療法士
環椎(C1)は椎体を欠き、第7頸椎(隆椎)の棘突起は二分せず長く突出する。この2つが正しい。
環椎(C1)は椎体をもたず、前弓・後弓と左右の外側塊がリング状をなすため、1は正しい。本来の椎体に当たる部分は、発生の過程で軸椎(C2)の歯突起として取り込まれている。頸椎の棘突起はC2〜C6で先端が二分(分岐)するが、第7頸椎は隆椎と呼ばれ棘突起が長く二分しないので、5も正しい。軸椎には環椎の外側塊と外側環軸関節をつくる上関節面があるため、2は誤りである。鈎状突起はLuschka関節(鉤椎関節)をつくる椎体上外側縁の隆起で、C3〜C7に存在し第4頸椎にもあるので3も誤り。椎骨動脈は鎖骨下動脈から起こり、第6頸椎の横突孔に入ってC6からC1まで順に横突孔を上行し、大後頭孔から頭蓋内へ入る。したがって第5頸椎の横突孔も椎骨動脈が貫通しており、4は誤りである。椎骨動脈が通らないのは第7頸椎の横突孔であることを合わせて押さえたい。
| 構造 | 所見 |
|---|---|
| 環椎(C1) | 椎体なし、前弓・後弓・外側塊 |
| 軸椎(C2) | 歯突起・上関節面あり、棘突起二分 |
| 典型頸椎(C3-C6) | 鈎状突起・二分棘突起・横突孔に椎骨動脈 |
| 隆椎(C7) | 棘突起長く二分しない、横突孔に椎骨動脈通らず |
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