学習トップ理由で解く 理学療法士第11章 ▸ 一般 / QP54A037

理由で解く 理学療法士

QP54A037 理学療法評価学

出典:第54回理学療法士国家試験(2019)午前 問37
問題
NYHA分類で正しいのはどれか。
選択肢
1 5段階分類である。
2 自覚症状により重症度を分類する。
3 Ⅰ度では心疾患を有し、日常生活で疲労、呼吸困難がある。
4 Ⅱ度では日常生活以下の労作で疲労、呼吸困難がある。
5 Ⅳ度では安静時に心不全症状はみられない。
解答
正解2(自覚症状により重症度を分類する。)
解説

NYHA分類は身体活動時の自覚症状(疲労・動悸・呼吸困難・狭心痛)の程度でI〜IVの4段階に重症度を分類する。

NYHA(New York Heart Association)心機能分類は、日常の身体活動でどの程度の自覚症状が出るかによって心不全の重症度をI〜IV度の4段階に分類する。I度は心疾患があっても通常の身体活動で症状がない、II度は安静時は無症状だが通常の日常労作で症状が出る、III度は通常以下の軽い労作でも症状が出る、IV度は安静時にも心不全症状があり、いかなる活動でも症状が増悪する。客観的検査値ではなく患者の自覚症状に基づく点が特徴である。

✗ 1. 誤り
5段階分類である。
NYHAはI〜IVの4段階分類である
✓ 2. 正しい
自覚症状により重症度を分類する。
身体活動時の自覚症状の程度で分類するのが特徴
✗ 3. 誤り
Ⅰ度では心疾患を有し、日常生活で疲労、呼吸困難がある。
I度では心疾患を有し、日常生活で疲労、呼吸困難がある:I度は心疾患があっても通常活動で症状がない。症状ありは誤り
✗ 4. 誤り
Ⅱ度では日常生活以下の労作で疲労、呼吸困難がある。
II度では日常生活以下の労作で疲労、呼吸困難がある:通常以下の労作で症状が出るのはIII度。II度は通常の日常労作で症状
✗ 5. 誤り
Ⅳ度では安静時に心不全症状はみられない。
IV度は安静時にも症状がみられる
ポイント
  • NYHAはI〜IVの4段階
  • 自覚症状(活動時)で分類
  • I度=通常活動で無症状
  • IV度=安静時にも症状
比較表
NYHA心機能分類
自覚症状
I通常活動で症状なし
II通常の日常労作で症状
III通常以下の軽い労作で症状
IV安静時にも症状あり
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 理学療法士
App Store入手