学習トップ理由で解く 理学療法士第11章 ▸ 一般 / QP54A035

理由で解く 理学療法士

QP54A035 理学療法評価学

出典:第54回理学療法士国家試験(2019)午前 問35
問題
Parkinson病に対する包括的な評価指標であるUPDRSの評価項目でないのはどれか。
選択肢
1 感覚
2 姿勢
3 歩行
4 知的機能
5 ジスキネジア
解答
正解1(感覚)
解説

UPDRSは精神機能・ADL・運動機能・治療合併症の4部から成るが、感覚検査の項目は含まない。

UPDRS(Unified Parkinson's Disease Rating Scale)はParkinson病の包括的重症度評価で、PartI:精神・行動・気分(認知/知的機能を含む)、PartII:日常生活動作(ADL)、PartIII:運動能力検査(振戦・固縮・姿勢・歩行・姿勢反射など)、PartIV:治療の合併症(ジスキネジア・wearing offなど)で構成される。姿勢・歩行はPartIIIの運動項目、知的機能はPartI、ジスキネジアはPartIVに含まれる。一方、Parkinson病は基本的に運動症状が主体で感覚障害を主症状としないため、UPDRSに独立した感覚検査項目は設けられていない。したがって『評価項目でない』のは感覚である。

✓ 1. 誤り
感覚
UPDRSに感覚検査の項目はなく、これが正答(評価項目でない)
✗ 2. 正しい
姿勢
PartIIIの運動能力検査に姿勢の項目が含まれる(評価項目である・誤)
✗ 3. 正しい
歩行
PartIIIに歩行の項目が含まれる(評価項目である・誤)
✗ 4. 正しい
知的機能
PartIの精神機能で認知/知的機能を評価する(評価項目である・誤)
✗ 5. 正しい
ジスキネジア
PartIVの治療合併症で評価する(評価項目である・誤)
ポイント
  • UPDRSは4部構成(精神・ADL・運動・治療合併症)
  • 感覚項目は含まない
  • 姿勢/歩行はPartIII、知的機能はPartI、ジスキネジアはPartIV
比較表
UPDRSの構成
Part内容
I精神・行動・気分(知的機能)
II日常生活動作(ADL)
III運動能力検査(姿勢・歩行・振戦・固縮)
IV治療の合併症(ジスキネジア等)
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 理学療法士
App Store入手