学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第4章 ▸ 一般 / QP53P082
理由で解く 理学療法士
失語症は「流暢性」「聴理解」「復唱」の3軸で古典分類する。Broca失語は非流暢で理解は比較的保たれる(軽〜中等度障害)ため正しい。
古典的失語症分類は、発話の流暢性・聴覚的理解・復唱の可否で類型化する。前方(下前頭回=Broca野)病変では発話が非流暢(努力性・失文法・発語失行を伴う)となる一方、聴理解は比較的良好に保たれ、障害があっても軽〜中等度にとどまる。したがって選択肢1が正しい。逆に後方(上側頭回=Wernicke野)病変では発話は流暢だが錯語が多く、聴理解が重度に障害される。復唱は、Broca・Wernickeでは障害され、超皮質性失語では保たれ、伝導失語では選択的に障害されるという鑑別軸になる。
| タイプ | 流暢性 | 聴理解 | 復唱 |
|---|---|---|---|
| Broca失語 | 非流暢 | 比較的良好(軽〜中等度障害) | 障害 |
| Wernicke失語 | 流暢 | 重度障害 | 障害 |
| 健忘(失名詞)失語 | 流暢 | 良好 | 良好 |
| 伝導失語 | 流暢 | 良好 | 選択的に障害 |
| 超皮質性運動失語 | 非流暢 | 良好 | 良好 |
| 超皮質性感覚失語 | 流暢 | 障害 | 良好 |
| 全失語 | 非流暢 | 重度障害 | 障害 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。