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理由で解く 理学療法士

QP53P067 生理学

出典:第53回理学療法士国家試験(2018)午後 問67
問題
ホルモン分泌について正しいのはどれか。
選択肢
1 プロラクチンは乳腺から分泌される。
2 卵胞刺激ホルモンは視床下部から分泌される。
3 エストロゲンは下垂体ホルモン分泌を促進する。
4 黄体化ホルモンはプロゲステロンの分泌を促進する。
5 性腺刺激ホルモン放出ホルモンは下垂体から分泌される。
解答
正解4(黄体化ホルモンはプロゲステロンの分泌を促進する。)
解説

黄体化ホルモン(LH)は排卵後の黄体形成を促し、黄体からのプロゲステロン分泌を高める。

黄体化ホルモン(LH)は下垂体前葉から分泌され、排卵を誘発するとともに黄体を形成・維持し、黄体からのプロゲステロン分泌を促進する。プロラクチンは下垂体前葉から分泌される(乳腺は作用部位)。卵胞刺激ホルモン(FSH)も下垂体前葉から分泌され、視床下部ではない。エストロゲンは通常、視床下部・下垂体へ負のフィードバックをかけ分泌を抑制する(排卵直前のみ正のフィードバックで例外的にLHサージを起こす)。性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)は視床下部から分泌される。

✗ 1. 誤り
プロラクチンは乳腺から分泌される。
プロラクチンは下垂体前葉から分泌される。乳腺は標的(作用部位)
✗ 2. 誤り
卵胞刺激ホルモンは視床下部から分泌される。
卵胞刺激ホルモン(FSH)は下垂体前葉から分泌される。視床下部ではない
✗ 3. 誤り
エストロゲンは下垂体ホルモン分泌を促進する。
エストロゲンは通常、視床下部・下垂体へ負のフィードバックで分泌を抑制する
✓ 4. 正しい
黄体化ホルモンはプロゲステロンの分泌を促進する。
黄体化ホルモン(LH)は黄体形成を促し、プロゲステロン分泌を促進する
✗ 5. 誤り
性腺刺激ホルモン放出ホルモンは下垂体から分泌される。
性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)は視床下部から分泌される。下垂体ではない
ポイント
  • LH→黄体→プロゲステロン分泌促進
  • FSH・プロラクチン=下垂体前葉
  • GnRH=視床下部
  • エストロゲンは基本的に負のフィードバック
比較表
性腺軸のホルモンと分泌部位
ホルモン分泌部位主作用
GnRH視床下部下垂体のFSH/LH分泌促進
FSH下垂体前葉卵胞発育
LH下垂体前葉排卵・黄体形成・プロゲステロン分泌
エストロゲン卵胞負(一部正)のフィードバック
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